社会福祉法人 大喜福祉会
特別養護老人ホーム 喜楽苑
事務長 塩井 康夫 様/介護スタッフリーダー 藤野 司 様/介護スタッフ 小屋野 のあ 様
法人名:社会福祉法人大喜福祉会/所在地:〒879-4201 大分県日田市天瀬町桜竹1115-87/開設:1997年2月10日/床数:全102床(従来72床、ユニット30床)
HP:https://www.kiraku-en.or.jp/
特別養護老人ホーム
喜楽苑様(以下、「喜楽苑」)は、大分県日田市にある施設で、「毎日を喜び、毎日を楽しむ」というコンセプトでご入居者とスタッフが生き生きと過ごせる施設運営をおこなっていらっしゃいます。「特別養護老人ホームのほかにもショートステイ、訪問介護事業所、通所介護事業所、介護保険サービスセンター、地域包括支援センター」など複数の施設を運営をされています。
今回は、事務長 塩井 康夫 様や介護スタッフリーダーの藤野
司様、介護スタッフの小屋野 のあ様に、ライフリズムナビ+Dr.を導入した経緯と期待をお伺いしていきます。
スタッフが自分の職場を愛せるようになってほしい
塩井事務長が指向されている「介護施設」について教えてください。
開設当初は自慢できるような施設ではなく、スタッフの入れ替わりが激しく全体的にスタッフのモチベーションが低い状態でした。どうにかスタッフが自分の職場を愛せるようになってほしいと思い、いくつかの解決策を模索しました。その中の一つとしてIT機器の導入検討に着手しました。まずは補助金を活用して、実は他社の見守りを導入しました。令和元年くらいのことだったと思います。
しかし、導入後に問題が発生しました。それはスタッフの持ち物が増えてしまったことです。ナースコールを受けるためのピッチ、見守り機器用のスマートフォンやインカムのトランシーバーなど…、施設内を動き回るスタッフにとって、かなりの重量になります。また導入した見守り機器の故障が多く、スタッフが対応に追われてしまったことも大きな問題でした。
結果的にスタッフの業務負担が増えてしまいました。この経験から色々な情報が一元化できる見守り機器を探し続けてきました。
ライフリズムナビ+Dr.の導入を決めた理由を教えてください。
塩井様: パンフレットに載っていた1枚の写真がきっかけでした。衝撃的でした。

塩井様:
「モニターひとつで全居室を把握している!もしかしたらスタッフの持ち物も減るかもしれない。業務負担を減らすことができるかもしれない」と思いました。
また、利用している介護記録システム「ほのぼのNEXT」と連携していることも必須の選定条件でした。そして、これらの全ての条件をクリアしているライフリズムナビを導入することに決定しました。
「ライフリズムナビを完全マスター!」が目標!
導入後期待していること
塩井様:
導入後の成果を半年後の目標に落とし込みました。
・夜間訪室回数:現状の50%~70%削減
・転倒/転落件数:現状の33%削減
・職員の残業時間:100%削減 0時間
「ライフリズムナビ完全マスター」を目標に頑張ります!
使いこなせるようになったら大分県内の介護施設の導入支援も任せてください!(笑)

今よりも働きやすくなる気しかしないです

介護スタッフリーダー 藤野 様が導入前に感じていた課題を教えて下さい。
藤野様:
夜間帯の事故の多さに課題を感じていました。
喜楽苑は桜・梅・桃と3つにフロアが分かれているため、夜間帯はフロア毎、スタッフ1名が担当します。それでも、各フロアも広いため、2時間に1回の巡視はとても負担が大きいのが現実です。
喜楽苑は特別養護老人ホームなので要介護度が高く介助が必要な方のご入居者が多いため、介助に時間がかかるケースも多いです。そのため巡視の途中でコールが鳴ると一人で対応しきれなくなってしまいます。
ライフリズムナビ+Dr.については知っていましたか?
藤野様:
いえ、知りませんでした。今日の夜勤の際、導入されたばかりのライフリズムナビに触ってみました。
まず一目モニターを見るだけで各部屋で寝ているご入居者全員を確認できることにとても感動しました。
例えば、日中にどうしても部屋で眠りたいというご入居者を特別にお部屋に誘導することがあります。しかし、スタッフ間の申し送りがうまくいっていないと、食事の時間帯にお部屋に誘導したご入居者が食事をとれず、スタッフがそのまま気がつかないということがおきました。
定期巡視で全部屋を回っている中で、このようなミスがありました。ライフリズムナビを活用すれば、こういったミスがなくなるのかなと思いました。第一印象はばっちりです!
使う上でのご不安な点はございますか?
藤野様: 不安はないですね。エコナビスタがキックオフミーティングを行ってくれましたし、今よりも働きやすくなる気しかしないです。早く使ってみたいです!
居室内を画面で確認、大いに活用できそうです

介護スタッフの小屋野 様が喜楽苑を選んだ理由を教えていただけますか?
小屋野様: 自分のおじいちゃんやおばあちゃんをサポートしたいという想いから介護士になりました。喜楽苑は豊かな自然に囲まれていて、働いている方みんなが優しかったので働き始めました。毎日楽しく仕事ができています!
介護スタッフとして働き始めて認識された課題はありますか?
小屋野様: ご入居者お一人おひとりの介助方法が違うので、対応方法を覚えて適切に対応することがたいへんでした。
高齢者見守りシステムについては知っていましたか?
小屋野様: 高校生の時になんとなくみた動画などで知っていました。でも詳しくは知りませんでした。
期待している導入効果は?
小屋野様: 各居室に行って、お一人ずつ確認しなくて済むので、業務効率化に活かせると思います。転倒事故の予防にも活かせそうです。

小屋野様:
事故防止策以外にも、夜間帯は大いに活用できそうです。夜間帯は限られた人員配置体制なので、たくさんのご入居者の対応を一人で行わなくてはいけません。
コールがあってもすぐに駆け付けることが難しい場合もあります。ライフリズムナビなら居室内を画面で確認し、訪室の必要性を判断できます。積極的に活用していきたいです!
探訪後記
大分県内の導入事例としては初の喜楽苑様。
ライフリズムナビ+Dr.だけでなく、BONX WORKの導入を行うなどスタッフ様の働きやすさを考えた施設運営を積極的に推進されています。
スタッフ様にインタビューした際も「とても働きやすいです!」と皆様、笑顔でお答えいただきました。次は、導入効果の目標に対してどの程度達成できたかについてお伺いしたいと思います。今後も皆様のお役に立てるよう、弊社一同、精一杯努めてまいります。
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