ライフリズムナビ
導入事例

見守りシステムを
導入した特養に
一日密着取材!

特別養護老人ホーム
社会福祉法人 芦別慈恵園 かざぐるま

くらし事業部 くらし係 マネージャー 佐藤 勝利 様/リーダー 宮崎 広太 様/スタッフ 内田 圭美 様

【ご施設情報】
所在地:北海道芦別市北4条西2丁目12番地/総戸数・定員:20室・20名/開設:2007年9月/事業主:社会福祉法人 芦別慈恵園
HP:https://www.ashibetsu.or.jp/guidance/kazaguruma/

2022年9月10日(土)~11日(日)の二日間、北海道芦別市にある特別養護老人ホーム 社会福祉法人 芦別慈恵園 かざぐるま様にご協力いただき、見守りシステム活用の現場に24時間密着取材させていただきました。
※記事は、かざぐるま様の一日から、一部を抜粋してご紹介しています。

かざぐるま様の一日

  • 6:10
  • 日勤の佐藤様 出勤
    出勤すると、まずPC前へ。「ライフリズムナビ+Dr.」や介護業務支援ソフト「ほのぼのNEXT」で、ご入居者様の状態や申し送り内容などを確認します。
  • 7:00
  • 朝食準備
  • 7:30
  • 朝食
  • 9:30
  • ティータイム
  • 11:00
  • 昼食準備
    キッチンで用意された昼食を温めるなどの準備。作業中もカウンター越しにご入居者様を気にされつつ、居室にいらっしゃる方はタブレットやiPodのライフリズムナビ+Dr.の居室一覧で確認される様子もみられました。
    昼食準備をしながらもカウンター越しにご入居者様の様子を確認される佐藤様。
  • 11:30
  • 昼食
    配膳後、必要に応じて食事の介助を行います。
    昼食を終えられたご入居者様とアイコンタクトを取りながら、『そろそろ食後のお薬を飲みますか?』とやりとりされる様子も。
  • 13:00
  • 遅番の宮崎様 出勤
  • 13:30
  • 入浴前のバイタルチェック
    入浴前の体調確認を行います。この際、ご入居様のおひとりが発熱されており、看護師の判断でカロナールを投与しました。
  • 15:30
  • 学習療法など
    学習療法として数字並べをしたり、ご入居者様で集まって花札で遊ぶなど、さまざまなレクリエーションを行っていました。
  • 18:00
  • 夕食
  • 19:30
  • 就寝介助/パット交換
  • 20:00
  • 申し送り
    13時半ごろに行った入浴前のバイタルチェックで発熱が判明したご入居者様について、介護記録では看護師から「本日20時にも(カロナール)服用とする。」という指示あり。「ライフリズムナビ+Dr.」のデータを確認後、検温結果と合わせカロナールを投薬しました。
    「ほのぼのNEXT」の介護記録と「ライフリズムナビ+Dr.」のデータを確認する様子。
  • 21:30
  • 夜間巡視
    体位変換などを対応。
  • 21:55
  • 夜勤の内田様 出勤
  • 3:00
  • 夜間巡視
    足に痛みを感じるご入居者様からコール。訪室して丁寧にコミュニケーションを取られていました。
  • 7:35
  • 夜勤終了

ご利用者様に聞く!
システム導入で変わったこと・便利になったこと

ライフリズムナビ+Dr.を導入後、現場は変わりましたか?

佐藤様: かざぐるまではいつも暖かい食事を提供しています。香りで食欲が湧いてくるということもあるので、調理する間の匂いといったものも大切にしています。ただ、ひとつの作業に集中してしまうと何かあった際に対応できないため、食事の準備中も常にキッチンからご入居者様に気を配りながら作業をします。システムを導入してからは、お部屋にいる方々はタブレットやiPodからライフリズムナビで確認できるようになりました。

日常でも、ご入居者様が部屋に入られてしまうと様子がわからないため、1時間に一回、よく動かれる方ですと30分に一回ぐらい訪室していました。ライフリズムナビが入ってからはお部屋の中の様子がわかるようになったので、ライフリズムナビを確認してから訪室の必要があるか判断するようになりました。そのため、以前よりは書類作成や休憩時間が取れるようになっています。

ご入居者様へのケアで変わったことはありますか?

ライフリズムナビで取得したデータをケアにどう活用するかを、自分なりに考えています。
例えば、足の痺れなどで眠れていないご入居者様の寝具をエアマットに変えた際、変更前後の睡眠データからエアマットのほうが深く眠れる日が多いということが分かりました。自分達の対応がご入居者様に合っていたとデータとして実感できるため、自分もスタッフも自信を持って対応できるようになりました。

また、トイレに人感センサーを設置したことにより、ご入居者様のプライバシーに配慮した上で居室内のトイレをご使用された回数を確認できるようになりました。データを元に看護師と相談ができるため、体調管理の面でも助かっています。

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ライフリズムナビ+Dr.のトイレ内人感センサーの反応をもとに、トイレの回数を「ほのぼのNEXT」に記録。

ICT化で変化したこと、便利になったことはありますか?

宮崎様: 入社した頃は手書きで介護記録を入力していました。ICT化が進み記録ソフトを使用したデータ入力に変わったので、作業がだいぶ楽になりました。ケアを行う際は意識が個人に集中してしまい、全体に目が行き届かないこともありましたが、ライフリズムナビで全員の様子を一括で確認できるのはすごいですよね。
うちの施設だけではなく、ほかのご施設でもICT化が進み、地域で情報共有の場ができて、システムがどんどん活用されていくと、もっといいケアができるようになるんじゃないかと期待しています。まずは、うちがしっかり発信していければいいなと思ってますね。

見守りシステム導入の際はいかがでしたか?

内田様: システム導入直後は使いこなせるかなと、戸惑いましたね。
ただ、普段は寝ている状態が多い方がお一人でトイレに行かれた際、ライフリズムナビで「活動中」表示に切り替わり、早い段階で気付けたことがあり、便利なシステムだなと感じました。
夜間帯はご入居者様の体調を心拍などのデータから確認できるので安心できます。

探訪後記

現場の方からは「慣れるまで苦労しましたが、今ではないと困ります」、「もっと使いこなせるようになりたい」、「見守りシステムの良さを広めていきたい」など、たいへん嬉しい感想をいただきました。
お仕事をされている最中に質問を投げかけても、しっかりとお答えいただき、ご施設で働かれる皆様の真面目さや人柄の暖かさを感じました。エコナビスタ一同、介護現場の負担を軽減し、最大限システムをご活用いただけるよう、これからも精一杯支援して参ります。

— 活用POINT! —ライフリズムナビ基本機能【睡眠ログ】

ライフリズムナビ+Dr.の基本機能【睡眠ログ】から、夜間の睡眠状態を把握することができます。
睡眠ログで1日の睡眠データを確認することで、巡視などの一時的な情報だけではなく、24時間の情報をもとに眠れているかどうかを確認することができます。

自立度の高い方には、夜間の巡回を望まない方もいらっしゃいますが、ライフリズムナビ+Dr.の非接触センサーの見守りデータがあることで施設側も安心して巡回なしの対応が可能です。

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