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特別企画EcoNaviSta IoTbase(仮称)の向こう側第2回を掲載しました。

弊社は‘21年12月某日に、EcoNaviSta IoTbase(仮称)を開設いたします。

短い期間ではありますが、開設までのストーリを公開いたします!待望の第2回。

IoTbase(仮称)では何するの??

公開できる範囲となりますが、以下を実証や評価等を行います。
一部は先行して実証実験を行っています。

寝具実験
複数のベッドタイプ、寝具を用意し取得データを検証。
2022年1月以降エアーマット検証も実行予定。

外部要因評価
ベッドマットセンサーに対する外部要因を再現し評価
他、施工設置検証、高温恒湿槽による評価等。

介護用のみならず、個人宅を想定し一般の寝具でも検証を行います。

浴室もあるということは…?実証、研究着手?!

執務エリアの内装工事も進んできております。

什器の搬入も来週から行われ、さらに準備が進むものと思います。メンバー一同楽しみにしています。

次回は、さらに完成に近づいた様子をお伝えできるのではないでしょうか。
それでは、また次回!


IoTセンサーの向こう側 スペシャルコラム 「開発部長大いにエンジニアを語る」

エコナビスタの開発部長、池田です。私もエコナビスタのR&D開設をワクワクして待っております!
さて、今回はエコナビスタで働く開発エンジニアが仕事をする上で意識していただいている点についてお伝えしていきたいと思います。

『サービス・プロダクトにコミットすること』

エコナビスタ開発部 部長 池田 勇樹

十人十色のエンジニアたち

あらためて振り返ると、私はこれまでエンジニアとして約17年仕事をしてきましたが、その中で様々なエンジニアを見てきました。

社会人1年目のゲーム会社で一緒に作業していたとある派遣社員Aさんは、多くのゲーム開発を経験し、幅広い開発知識とコーディング力を持ち合わせており、駆け出しエンジニアの自分は色々なことを学ばせていただきました。ところがAさんはバグが非常に多く、納期近くなってもバグが収束せず最終的には他の社員さんが消火にあたるような人でした。

大手企業で一緒に働いたビルゲイツみたいな顔の凄腕社員Bさんは、Bluetoothプロトコルについて誰よりも詳しく周りの社員からも頼りにされていたが、開発スピードや品質がモチベーションに左右されるありさまでリーダーの方が必死にフォローをしている姿が印象的でした。

かたくなに不具合修正をしてくれないCさん。自信たっぷりに頓珍漢な提案をしてくるDさん。中国出張した際に、客先オフィスにわざわざ持ってきたバランスボールに座って仕事するエンジニアEさんや、ジャグリングに使うボーリングのピンみたいなものが机の下に置いてある自衛隊上がりのエンジニアFさん(その後ケーキ屋さん)等々、色々いたなー。

優れたエンジニアとは?

上記のような割とインパクトのあるエンジニアの中でも、私が優秀と感じたエンジニアもいれば、逆に優秀でないと感じたエンジニアもいました。では、これまで一緒に仕事をしていたエンジニアの中で、優秀だと感じるエンジニアとはどのようなエンジニアなのか。それは技術スキル、コミュニケーションスキルはもちろんですが、私なりの一つの回答は、加えてサービス・プロダクトにコミットできているかどうかという点でした。

エンジニアがチームで開発をおこなう場合、一部の機能やモジュールを担当することが多いと思いますが、その場合、詳細設計・コーディング・テストといった工程については完璧に実装されていたのが、結合テストをすると不具合がぽろぽろ出る、といったケースはエンジニアあるあるで経験されたことがあるエンジニアは多いのではないでしょうか?

担当外の部分に目を向けるのは難しいものですが、別のモジュールにしわ寄せが行っていないか、運用した際にメンテナンス性の悪いものとなっていないか、UIに制限を設けさせてしまってはいないか、属人化してしまっていないか、限られた自分の開発リソースはどこに優先度を置くべきなのか、そういった担当範囲を超えてプロダクトという観点で開発を捉えることが優れたエンジニアの重量な要素ではないかと私は考えます。

プロダクトにコミットすべし!

エコナビスタでは、ユーザとの定例会にエンジニアが参加し直接ユーザの活用方法について聞く機会があります。施設にお邪魔させていただき実際のセンサーの設置状況を確認することもありますし、カスタマーサポートにも積極的に参加しており、自分たちの開発したシステムがその後どのように維持運用されているのか身をもって体感することができます。

また、担当する開発範囲もできるだけ兼務するようにし、幅広い開発領域に対し知見が持てるようにしています。

会社にとっては、専門の担当箇所の開発だけをやっていただく方が効率は良いのですが、エンジニアそれぞれがプロダクトを意識する機会を多く設け、当事者意識をもって開発をおこなう方が結果としてプロダクトもエンジニア自身も成長につながると我々は考えます。

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